2015.11.28更新

矯正歯科治療をお考えの患者さんで、管楽器を演奏される方はどんな影響が出るのかみな心配されていることでしょう。

私が今まで治療してきた経験から申しますと、楽器の種類、年齢、本気度、でそれぞれ変わってくる印象があります。

例えば、中学生ではフルート、クラリネットでほとんど影響を聞いたことがないですし、トランペットでは最初のうちは音が出なかった、という意見も伺ったことがあります。

プロレベルになりますと、フルートで音色が変化したという方が一人いらっしゃいました。

おそらく、年齢が若いほど、楽器が口に強く触れないほど影響は小さくなるのかもしれません。

しかしながら、個人個人でどういった影響が出るのかは正直よく分かりません。

 

そんな中、あるトロンボーンを演奏されるある患者さんが、ご自分の矯正治療がトロンボーン演奏に与える影響の実体験による結果と考察を文章にまとめて、先日当院に持ってきてくださいましたので、下記にそのまま転載させて頂きます。

大変ありがたいことです。

管楽器を演奏される方は是非参考にしてみてください。

 

 

歯列矯正がトロンボーンの演奏に与える影響についての一例


矯正の先生方は楽器の演奏が歯列矯正に与える影響についてはお答えできると思いますが、矯正が演奏に与える影響については個人差が多く答えづらいと思います。ネットでは全く影響ないという話も載っていますが、影響があった例として報告させていただきます。ただし演奏への影響は
* 歯の状況
* 演奏する楽器の種類
* 練習時間(学生のように毎日吹けるか、社会人のようにすこししか時間を取れないか)
* 吹き方の癖
* 口内炎ができやすいかどうか
などによってかなり違ってくると思いますので、あくまで一例として読んでいただければと思います。

私の場合矯正を始めたのは30代前半で、社会人バンドでトロンボーンを演奏しており、バンド練習は月2回ほど、バンド練習日以外の日はほとんど練習時間が取れないという状況でした。矯正前の歯の状況は前歯2本が出ていて、前歯の隣の歯が後ろに下がり、八重歯がありました。演奏する時はマウスピースがちょうど後ろに下がった歯(前歯と八重歯の間の歯)にすっぽりはまる感じで、かなり口に押しつけて吹いていました(練習が終わると口にしっかりとマウスピースの痕が残るくらいでした)。
バンドの活動は年に一度3月に演奏会を開いていたので、演奏会が終わった4月から抜歯と矯正を開始しました。
装置がついてまず感じたのは、音がカスカスになり、高音が全く出せないことです。装置をつける前はHiB(高いシの♭)まで出していましたが、装着後はチューニングのBの上のF(ファ)がやっと出せるか出せないかという状況でした。また、口の疲労が激しく、1曲ふくと口の筋肉がかなり痛くなりました。
平日は仕事のためバンド練習日以外にほとんど練習ができなかったので、装置に慣れることができず、しばらくはまともに曲が吹けない状況が続きました。そのため装置をつけてから最初の演奏会は仕事が忙しかったこともあり、別の方に代わってもらうことにしました。音が出しやすくなったのは、歯の凸凹を治すのが終わって前歯を後ろに下げ始めた頃です。少し個人練習の時間も取れるようになったこともあり、高音が辛いものの曲を演奏できるようになったことから、装置をつけてから2回目の演奏会では参加することができました。
装置を外したらさぞ楽に演奏できるだろうと思っていましたが、装置を外してすぐは装置がない状況に慣れずうまく音を出せませんでした。結局曲を吹けるようになるまで2週間ほどかかり(練習できたのが週に2−3日の場合)、その後も新しい歯並びに慣れるために試行錯誤しています。歯並びが良くなってからはマウスピースを口に押しつけすぎずに吹くように心がけており、それが今までの吹き方とは違うため苦労はしていますが、本来押しつけすぎは良くありませんし、演奏後のマウスピースの痕はかなり薄くなったので、このままうまく慣れればいいなと考えています。

【矯正をしての感想】
学生さんのように毎日練習時間を取れる方であればもっと早い段階から影響少なく演奏できるかもしれませんが、私のように練習時間がとれない方は、装置になれるのが難しいかもしれません。ただ、私が前歯を下げてから演奏しやすくなったことから、出っ歯ではなく凸凹の矯正だけの方は影響が少ない可能性もあります。また、私の場合長年マウスピースを口に押しつけて吹く癖がありましたので、装置をつけてからはそのような吹き方ができず音が出しづらかったとも考えられます。
口内炎については、私は口内炎ができづらい方でしたが、人によっては矯正装置をつけると口内炎だらけになることもあるかと思います。そういう方は口内炎が痛くて演奏できないということがあるかもしれません。

矯正を考えている方は、1年程度は楽器が吹けなくても良い時期を選んで矯正をされるのが良いと思います。また、矯正後は見た目や口の健康は改善しますが、必ずしも良い演奏ができるようになるとは限りませんので、矯正前の演奏が気に入っている方は良く考えてから矯正を始めてください。

 

tolo.rv.

⬇️

tolo.i.

 

 

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2014.12.18更新

先日10代前半のご子息を連れて矯正相談を受けていったお母さんの言葉です。
「私は歯列矯正なんて信じない。」

 

歯科医院や学校検診で毎年不正咬合を指摘されるので、
矯正相談に訪れたそうです。

 

息子さんの口の中を拝見し、
現在の状況、成長・発育による将来の予測、治療開始の適時期、抜歯必要性の有無、料金などを一通り話し終えたところで上記の言葉が飛び出しました。

 

おそらく30代のお母さんなのですが、
10代で、エッジワイズ装置を用いて本格的に矯正治療を受けたそうです。
その当時の主訴は前歯のでこぼこ+八重歯だったらしいのですが、
非抜歯拡大矯正治療が選択されたそうです。
当時、本人が抜歯を拒否したのか、
歯科医師が非抜歯矯正を勧めたのかは分かりません。
ただ、歯並びのでこぼこを治療するにあたって、原因を除去せずに治療したのは事実のようで、
20才の時点では、元のでこぼこ+八重歯に後戻りしていたそうです。
さらに、下の前歯にもでこぼこがあったため、
30代になって、歯周病の進行も重なって、下の前歯を1本抜歯したそうです。
そこでこう感じたらしいのです。
「矯正なんてしても、どうせ元に戻ってしまって、結局歯を抜くことになるんだ。」

 

こう感じるのも無理はありません。

 

矯正治療というのは、後戻りゼロということはあり得ないのですが、
的確に原因を除去してあげれば、そうそう100%元の状態には戻りません。

 

抜歯が必要な症例にて、歯科医師が患者受けを狙って非抜歯矯正を行うのは当然『悪』として、
仮に患者さんが非抜歯矯正を望んでも、歯科医師はそれを受けるべきではないのです。

医師や歯科医師は国民の健康維持・増進に寄与せねばならないからです。
家電製品などの工業製品や、投資信託などの金融商品等を開発したり売る場合は顧客のニーズに答えることが重要になりますが、
医療行為ではそうはいかないのです。法的にも倫理的にも。

 

ちなみに当院では、抜歯しなければ治せない症例にて、
患者さんが非抜歯矯正治療を望んだ場合は、お断りするようにしています。
それが、患者さんのためになると信じているからです。

もっとも、他の医院に行って非抜歯でやってしまったらそれまでですが。

 

 

『売れるものが良いもの』から『良いものが売れる』へ。矯正歯科飯島クリニック

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2014.12.12更新

矯正歯科の治療費というのは、顎変形症など外科手術を併用した一部の治療以外は、健康保険が適用されません。
これは、自由診療といって、治療費の法的な基準は存在しません。
下は、読売新聞社調べ(2009年)の、全国の矯正治療費です。

矯正料金

このデータは、約12才以降のII期治療および成人の全顎矯正治療の料金の平均で、部分矯正や、小児のI期治療は含まれていません。

やはり、東京は割高なようです。
テナント費用や宣伝広告費用がかさむためでしょうか。

当院は、ほぼ全国平均で、都内よりいらっしゃる患者さんからはリーズナブルな価格と思っていただけるようです。

 

さて、ここで、言いたいのはそのことではないのです。
先日いらっしゃった患者さんが、
「都内のあるところで矯正料金全て込み込み30万円という医院があるのですが。」
と相談されました。
確かに、競争の激しい池袋や新宿の医院ではたまにこういった料金体系を見かけます。

 

しかし、ちょっと考えてみましょう。
まず、約80万円という治療費は、そもそも材料費、技工費、人件費や家賃などの固定費、さらに減価償却費などを考慮して設定されています。
また、矯正のプロになるには、何年も薄給にて修行をしなければなりません(歯科医師になってから最短で5年/大方7〜10年かかる)。
こういったことを勘案した上で、治療料金が決定されるのですから、30万円の治療には何か裏があると勘ぐりたくなるのではないでしょうか。


30万円で治療を行った場合、普通にやっていては間違いなく利益は生じません。

どこかで何かを大幅に削減しなければなりません。
では、30万円で治療を行うために削れるところは?
それは、材料の質を落とす、人を減らす、治療期間を短くする、といったことが考えられます。

 

材料と人は分かりやすいと思いますが、『治療期間を短くする』は分かりにくいかもしれませんので、
説明します。
患者さんは、治療期間が長引くと、こう思いがちです。
「長引かせてお金儲けしようとしているのでは?」
ところが、歯科矯正の世界ではこれは逆であることが多いのです。
治療費80万円・治療期間2.5年の患者さんは、治療終了までにだいたい40回来院されます。
つまり【2万円/1回の来院】となります。

では、この治療を15回の来院で終わらせたとしましょう。
そうすると、5.3万円/1回となります。
さらに、治療が早く終われば、ユニット(歯科医院の治療用のイス)が空きますので、新たな患者さんを診ることができます。
よって、治療は早く終わらせる方が、利益が上がるのです。
30万円での治療も、15回で終わらせ、次の新たな患者さんにあたれば、より利益が得られるということなのです。

 

気付かれましたでしょうか?

 

30万円で治療を行うためには、2.5年かかる治療を約1年で切り上げなければならないということです。
患者さんは嬉しいでしょう。
早くて安いわけですから。
しかし、2.5年かかる治療には2.5年の理由があるわけで、
これを強引(コルチコトミー併用だのゼロメッソドだのとエビデンスのない理由付けをして)に1年で終わらせても、満足できる結果が得られないばかりか、矯正治療前の元の状態に戻ってしまうのです。

 

著しい後戻りをしてしまって、当院に再治療で訪れる患者さんが沢山いらっしゃいます(特にデーモンシステムやマウスピース矯正、非抜歯拡大矯正が多い)。
矯正治療をお考えの方は、後悔しないように『早い・安い』には注意してみるのも重要であると思われます。

 

*ちなみに...

インビザラインやクリアライナーなどのマウスピース矯正は技工費用が結構かさみます。そこでは何かを削らなければなりません。

それは、1回あたりの治療時間です。

マウスピース矯正は、歯型を採ってそれを技工所に宅配便で送り、後日技工所からマウスピースが何セットか送られてきます。

それを、患者に渡す。

つまり矯正医は仲介屋的な仕事をするだけです。

であれば、当然1回あたりの治療時間は短縮できます。

そこで余った時間は新規の患者にあてる。

こういったカラクリで利益を上げるのです。

 

*さらに...

スピード矯正や格安矯正では『歯を抜かない』というフレーズをよく見かけます。

実は、抜歯矯正は非抜歯矯正よりも難易度が高くかつ治療期間が長くなる傾向があります。

歯を抜けば、抜いた場所を歯を動かしてつめなければなりません。このとき歯が動く量はせいぜい1mm/月ですから、歯を抜けば必然的に治療期間が長くなります。

また、抜歯空隙をつめるには、前歯と奥歯で綱引きをさせます。ここで、奥歯をきちんとコントロールしていないと、奥歯が前に来てしまい前歯の後退できる量が減ってしまいます。

こういったことを覆い隠すために、歯を抜くわけにはいかないのです。早く終わらせるためには。

だから、『安い』とか『早い』の後には『抜かない』がセットでついてくることが多くなるのです。

 

安く、早く、は全ての患者さんの望む所です。私もそうです。

しかしながら、そこには落とし穴もあることを心の片隅ににでもいつも置いてもらえれば幸いです。

 


後悔しない矯正治療のために!矯正歯科飯島クリニック

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2014.12.09更新

なにやら近頃よくわからない治療が横行しています。

例えば、『スピード矯正で2〜3週間できれいに!』
なんてのをたまに見かけます。

これ、矯正歯科治療じゃありません。

歯を削って冠をかぶせるのは補綴(ほてつ)治療といいます。

(1)歯を削る
prepar.

(2)型をとって模型をつくる

imp.


(3)模型上で人工の歯をつくる(最近はコンピュータ制御でその場で削りだす)
wax.up

(4)つくった人口の歯を削った歯にかぶせる
set

これが、削って治す補綴処置です。

ここでの例は1本だけですが、これを前歯全てに施せばでこぼこした前歯がきれいに並んだように見えるのです。

さらに、この方法にインプラント治療を組み合わせる方法もあり、バナ○マ○の日○さんなどはこの方法を用いいているといわれています。

しかしながら、この補綴治療には欠点もございます。

(利点)■早くすぐきれいになる。

(欠点)■歯茎部(歯の萌え際)のラインが不均一になり見た目の違和感を感じることが多い。

    ■健康な歯を削って被せものを接着剤でとめるので、接着剤の溶解によって虫歯になることがある(平均6〜7年でダメになる)。

    ■歯を削る量が多くなれば、歯髄神経を除去する必要がある。⇒歯の寿命の短縮が危惧される。

 

矯正歯科治療とは、歯に力を与えて正しい位置に動かす治療をいいます。時間はかかりますが自然な歯は普通に歯磨きしていれば一生もちます。

 

補綴治療を矯正と呼ぶ歯科医師が存在することが、そもそもの悪なのですが、
みなさん、よ〜く考えて引っかからないように気をつけましょう。

当院では、初診相談(無料)にて正しい矯正治療法について説明しております。

歯並び・咬み合わせで気になるとこがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

足立区や流山市の方もどうぞ!

 

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2010.12.15更新

非抜歯矯正を推奨する医院でこんな記事を見つけました。



1.歯並びを気にして矯正歯科を受診
2.虫歯もできにくくなり、口もとも上品になる、と良いことばかりを説明され、矯正治療を受けた。
3.当初2年の予定が4年かかった。
4.数本の歯の神経が死んでしまい、顎関節症を発症した(無理な力で歯を動かしたことが原因と考えている)
5.歯並びが悪くても健康に暮らしている人にとってはメリットよりデメリットが大きくなる危険性がある、ということを矯正医は知るべきだ。

といった内容の記事写真が掲載されていました。
抜歯矯正を批判する材料に引用しているのでしょうが、
ここでの問題点は、
治療を施す歯科医師と患者との間できちんと意思疎通がとれていないこと、なのではないでしょうか?


最近は『家庭の医学』やインターネットなど、医学情報がわりと簡単に手に入るようになりましたが、
これはある意味大変な危険性をはらんでいます。
医師や歯科医師は6年以上の専門教育を受け、さらに自分の進んだ分野で数年の教育を受けます。
そうして医療のその道のプロになっていくわけで、各疾患の本質については素人である患者さんには到底分かり得ません。
そういった状況で、つまり中途半端な知識で物事を判断すると取り返しのつかない事態に陥る危険性が生じる可能性があります。

かといって、何も分からない状態で、医師に全ておまかせします、というのも不安でしょう。
そういう場合はインターネットや本に頼らず、直接医師や歯科医師に疑問をぶつけましょう。
ひとつの限られた疾患であれば、限られた時間内でかなり本質にせまることが可能です。

医師を100%信じきっているならともかく、そうでない場合に疑問をもったまま治療を受け続けると、上記のような記事を新聞に投稿して、一生後悔して生きることになってしまうのです。


さて、上記の記事内容に話を戻しますと、

2.虫歯もできにくくなり、口もとも上品になる、と良いことばかりを説明され、矯正治療を受けた。
?矯正治療を受けて虫歯ができにくくなる、といった科学的根拠はありません。
3.当初2年の予定が4年かかった。
?矯正の治療期間は平均的な速度で歯が動いて、患者さんの顎間ゴムなどの良好な協力が得られた場合を前提に算出します。よって治療予定期間2年と言われて2年ちょうどで終わる人は少なく、1年11か月だったり、4年6か月だったり、体年齢や協力度などによって差がでるのは至極当然です。
4.数本の歯の神経が死んでしまい、顎関節症を発症した(無理な力で歯を動かしたことが原因と考えている)?歯の神経が矯正力で死んでしまう、とうい現症は無いとはいえませんが、ごく僅かでしょう。また、顎関節症と矯正治療の因果関係はない、というのが現代歯科矯正学の考えで、実際『矯正治療を受けた人』と『矯正治療を受けたことが無い人』間の疫学的調査では、顎関節症の発症率に差がでていません。
5.歯並びが悪くても健康に暮らしている人にとってはメリットよりデメリットが大きくなる危険性がある、ということを矯正医は知るべきだ。
?科学的にデメリットの方が大きくなるといった根拠はなく、デメリットの方が大きいことがあれば、そもそも矯正治療など存在できません。


以前にもどこかで書きましたが、現存する全ての医療行為は本質的に不完全です。
メリットもあればデメリットもあります。
良く効く薬も必ずなんらかの副作用があります。
つまり、メリットとデメリットを比較して、メリットの大きいと思われる治療法を選択する、というのが現代医学の良策といえます。
デメリットについて医師側が説明をしていなかったとしたら、その医師は医療人としての義務を果たしていないことになるでしょう。
ただ、今回のようなケースでは、患者さんも次のことをよく考えてみる必要があると思われます。
(1)治療によって生じたデメリットについて、本当に治療によって生じたものなのか検証したか。
(2)本当にデメリットの方が大きいのか。治療によって得たメリットと比較検討したか。

こういった検証をしなくても済むように、医療を施行する側される側、ともに疑問点をクリアーにしながら進めていくことが大事であろうと、再認識させられた記事でした。


 

今の治療に納得がいかない、そんな時は勇気を出してセカンドオピニオンを。矯正歯科飯島クリニック

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2010.11.09更新

「治療中も楽しく」をかなえた患者さんは魅力的なオーラを放ち始める!

きれいになるにつれどんどん自信がつく!
 矯正を始めて、表情や行動までも、ものすごく変わる患者さんっていらっしゃいますよね。
 先日、一人の患者さんが結婚されました。
最初に医院に来たときの印象は地味で、話すときは口もとを隠してたりもしました。
でも歯並びがきれいになるにつれて、洋服の色が変わり、お化粧もきれいになっていきましたね。どんどん自分に自信がついて、気持ちが外へ向いたのでしょう。突然「今度、結婚します」と言ってきたのです。
 実は彼女、まだ治療途中でブラケットがついていました。


この例は表側からの目立たないブラケットをつけて矯正された患者さんのようです。

私の患者さんでも、特に女性は治療が進むにつれきれいになってゆく方が大勢います。
一つのコンプレックスを取り除くだけで、性格まで良い方向に変わることはよくあることですね。

ただし、矯正治療は美容整形手術とは違います。

美容整形は基本的に手術のおかげて直接的に元より健康になることはありません。

これに対して矯正歯科治療は、見た目が美しくなるだけでなく、より健康にもなるのです。


さらに、矯正治療は、加齢変化を考慮した上で、理想の機能=美しい口もと、の獲得を目指してのものです。

してがって、矯正歯科治療は子供の治療という概念をお持ちの方がまだまだ多いようですが、
現代の矯正歯科治療は大人になっても十分な治療効果を得ることができるのです。

歯並び・口もとの感じに違和感のある方はぜひ無料矯正相談にいらしてください。




六町で歯並び矯正をお探しなら八潮駅徒歩1分の矯正歯科飯島クリニックへ!

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2010.11.03更新

頭痛と咬み合わせの関係は従来から指摘されていますが、二者の関係性について科学的にはまだまだ詳しく解明されていません。

まず、頭痛の分類を示します。

1.一次性頭痛(慢性頭痛);片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など
2.二次性頭痛(器質性頭痛);脳腫瘍やくも膜下出血など原因のsる頭痛
3.頭部神経痛

この中で歯科領域に関わる頭痛をまとめてみました。

1.一次性頭痛
【片頭痛】
このなかでも潜在的な罹患人口が多いと言われているのが片頭痛です。
この片頭痛には、頭部や歯を支配している三叉神経が密接に関与している事が近年の研究で明らかになってきました。片頭痛発作時には脳血管周囲の三叉神経から神経炎症タンパクが放出され、痛みが誘発されるのです。
したがって虫歯1本でも片頭痛が誘発されることが確認されています。
内科的処置としてはトリプタン製剤(片頭痛発作頓挫薬)の服用が有効とされます。
【緊張型頭痛】
咬み合わせの不具合から側頭筋の緊張と頭痛をきたす事が多いとされています。
近年の研究では緊張型頭痛を訴える患者の大部分が片頭痛を併せ持っていることが多いと報告されています。
治療法は、消炎鎮痛薬の処方と併せて、マウスピースの装着が有効である、とされています。

2.二次性頭痛
顎関節の炎症がもとで痛みをきたす顎関節症や側頭動脈炎には注意が必要で、間接リウマチが潜在していることもあります。
特に側頭動脈炎では失明に至る事もありますので、早期発見と副腎皮質ホルモンによる加療が必要となります。

3.頭部神経痛
【後頭部神経痛】
三叉神経は後頭部皮下に分布する後頭神経と情報交換しており、歯の治療直後に後頭部に刺すような不定期におこる数秒間の痛みと皮膚の違和感を訴える事があります。
カルバマゼピンなどの抗てんかん薬が有効とされます。


こうしてみると、特に一次性頭痛が咬み合わせと関係があることが分かります。
マウスピースによる頭痛治療は、マウスピースで咬み合わせの異常を一時的に隠して症状を緩和する対症療法といえます。
根本的に咬み合わせを改善するには、やはり矯正治療が有効であると思えます。
ただし、頭痛を主訴に矯正歯科に来院された患者さんについて、本当に咬み合わせが原因の一次性頭痛であるかどうか、他の要因が絡んでいるのかどうか、の診断はいくぶん困難です。
矯正治療によって片頭痛が無くなった患者さんはたくさんいらっしゃいますが、
現時点では、その患者さんがたまたま咬み合わせを主原因とした一次性頭痛を有していた、としかいいようがないようにも思えます。

現代医学では、一つ一つ考えられる要因をつぶしていくという方法をとるしかないのかもしれません。
その一つの方法として、矯正治療による咬み合わせの改善が一次性頭痛治療に有効であることは、疑う余地のないところです。



足立区から矯正歯科なら矯正歯科飯島クリニックへ!

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2010.10.19更新

矯正歯科に来院する患者さんのほとんどが、
咬み合わせより、見た目に分かりやすい歯並びを主訴としているように感じます。
患者さんは咬み合わせについて素人なわけですから無理もありません。

さて、矯正医は歯並び・咬み合わせをコントロールして、
顎・口腔系さらには全身の健康増進に努めるという使命をおびていると思われます。

しかしながら、歯並びだけを気にかけて治療にあたる矯正医もいるようです。
素人である患者さんが歯並びを気にしているのだから、
歯並びだけを治せば良い、という考えなのでしょうか。

これでは、矯正医としては失格であるように思えてならないのです。

こんなものを見つけました。
『健康な歯並びとは』といった題名の画像です。


確かに良い歯並びです。
しかし、上下の歯はきちんと咬み合っていません。
歯は1対2で咬む事で、山と谷が緊密に咬み合う事ができるのです。これでは明らかに不健康ではないでしょうか。

ある補綴科(入れ歯や冠による治療を行う咬み合わせのプロ)の先生がおっしゃっているのを聞いた事があります。
「矯正で治るのは歯並びだけで、咬み合わせはめちゃくちゃになってしまう。矯正歯科などこの世に存在してはいけない。」

上記の不健全な咬み合わせを作り出している矯正医がいる以上、
この補綴科の先生の発言も仕方のないことです。

繰り返しになりますが、
本来の矯正治療は、歯並び・咬み合わせとも改善し、顎・口腔機能の健全化を計るものなのです。


三郷から矯正治療なら矯正歯科飯島クリニックへ!



投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2010.10.19更新

そういえばこの間の学会で、
メーカーに頼み込んでセラミック製ブラケットの試供品をもらいました。
これがなかなかきれいそうなのです。
表側矯正におけるできるだけ目立たない矯正装置としては、
現在インビューを使用していますが、
これは強度に難があります。
きれいでかつ強度が大であれば言う事ありません。



まあ、もっともこういったものは、どんな製品でもいい事だけを書いている訳で、
とりあえず使ってみないと分からない事がたくさんありますので、
実際、患者さんに使えるようになるのはまだ先ですが。



実際に装置を装着した写真はこんな感じでらしいです。
ちなみに当院ではエラスティック・モジュールを使ってブラケットにワイヤーをとめる、
といった『楽したい系』の治療は施行しておりませんので、
見た目はこれとはちょっと違うものになると予想しています。



足立、三郷から矯正なら矯正歯科飯島クリニックへ!

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

2010.10.18更新



私も当時この新聞記事を見たのを覚えています。
歯や口の中で気になるところは?
と小学生にアンケートを実施したところ、
44%(第1位)が歯並びを気にしているようです。
ただし、これはもともとこういった事への関心の高い東京都内でのデータですが。



柏、松戸から歯列矯正なら矯正歯科飯島クリニックへ

投稿者: 矯正歯科飯島クリニック

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