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インプラント矯正

インプラント矯正で治療をスピード化

最新の治療として、矯正用インプラントという直径が0.8から2.0mm、長さが4.0から10.0mmのねじのような細いスクリューを骨の中に埋め込み、これを矯正治療に効果的に利用する治療があります。
通常の歯科で使用するインプラントと比較すると非常に細く、埋め込む際もほとんど痛みはありません。
力を加えると動いてしまう歯とは異なり、この矯正用インプラントは細くて小型にもかかわらず、力を加えても動かないために「絶対的な固定源」(絶対に動かない土台)となります。
この動かない土台を利用して、今までなら外科手術を併用しなければ治せなかった症例が治せたり、3年かかっていた症例が2年強で治せたりと、「治療効果の向上」・「治療期間の短縮(スピード矯正)」が期待できます。
このインプラント・アンカーは通常の表側矯正、裏側矯正、部分矯正と全ての矯正法に適用可能ですが、子供の矯正では使用が限定されます。
また、この矯正用インプラントは治療後、撤去いたしますので患者さんへの負担はほとんどありません。

インプラント矯正の注意点
 

矯正用インプラントはうまく使用すれば、これまでの矯正治療の「常識」を変える治療です。
海外では数多くの症例発表がされており、安全性や効果が認められています。インターネットでも数多くインプラント矯正を掲げている医院を認めますが、治療を受ける方は次のことを念頭に置いていてください。
日本では、矯正歯科治療において用いられる矯正用インプラントは、「薬事承認」の適用外使用であることが、平成18年5月に厚生労働省より指摘されています。
日本矯正歯科学会ではこれを受けて、その使用については患者さんに十分説明し、同意書等を得た上で、施術するよう指導すると同時に、平成20年10月30日に厚生労働省に関係書類を提出し、「薬事適用拡大」を申請中です。「薬事承認」されるまでは医師もしくは患者さんの自己責任のもとに使用することになります。