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歯を削って、差し歯を入れて、矯正治療?

矯正歯科ブログ

なにやら近頃よくわからない治療が横行しています。

例えば、『スピード矯正で2〜3週間できれいに!』
なんてのをたまに見かけます。

これ、矯正歯科治療じゃありません。

歯を削って冠をかぶせるのは補綴(ほてつ)治療といいます。

(1)歯を削る

(2)型をとって模型をつくる

(3)模型上で人工の歯をつくる(最近はコンピュータ制御でその場で削りだす)

(4)つくった人口の歯を削った歯にかぶせる

これが、削って治す補綴処置です。

ここでの例は1本だけですが、これを前歯全てに施せばでこぼこした前歯がきれいに並んだように見えるのです。

さらに、この方法にインプラント治療を組み合わせる方法もあり、バナ○マ○の日○さんなどはこの方法を用いいているといわれています。

しかしながら、この補綴治療には欠点もございます。

(利点)■早くすぐきれいになる。

(欠点)■歯茎部(歯の萌え際)のラインが不均一になり見た目の違和感を感じることが多い。

    ■健康な歯を削って被せものを接着剤でとめるので、接着剤の溶解によって虫歯になることがある(平均6〜7年でダメになる)。

    ■歯を削る量が多くなれば、歯髄神経を除去する必要がある。⇒歯の寿命の短縮が危惧される。

 

矯正歯科治療とは、歯に力を与えて正しい位置に動かす治療をいいます。時間はかかりますが自然な歯は普通に歯磨きしていれば一生もちます。

 

補綴治療を矯正と呼ぶ歯科医師が存在することが、そもそもの悪なのですが、
みなさん、よ〜く考えて引っかからないように気をつけましょう。

当院では、初診相談(無料)にて正しい矯正治療法について説明しております。

歯並び・咬み合わせで気になるとこがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

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